後宮の烏 7 by 白川紺子

224 pages first pub 2022 (editions)

fiction fantasy historical adventurous emotional hopeful medium-paced
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Description

寿雪は千里と之季の安否を知るため、そして烏の半身をさがすため、界島へと向かっていた。しかし寿雪一行が界島の対岸の港まで到着すると、海底火山の噴火が続いていて島へは渡れなくなっていた。噴火している海域は楽宮の海神の縄張りが複雑に入り組んでおり、海が荒れていたのも噴火も、烏の半身や鼇の神が海神を刺激したせいだった。そこで寿雪たちが出会ったのは、花娘の父である海商・知徳だった。花娘からの文で寿雪について知っていた知徳は、噴火さえ収まれば舟と水手を貸すと約束してくれた。一方、界島では白雷や海燕子に...

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