薬指の標本 by Yōko Ogawa, 小川洋子

薬指の標本

Yōko Ogawa, 小川洋子

185 pages first pub 1994 (editions)

fiction short stories reflective sad slow-paced
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Description

楽譜に書かれた音、愛鳥の骨、火傷の傷跡…。人々が思い出の品々を持ち込む「標本室」で働いているわたしは、ある日標本技術士に素敵な靴をプレゼントされた。「毎日その靴をはいてほしい。とにかくずっとだ。いいね」靴はあまりにも足にぴったりで、そしてわたしは…。奇妙な、そしてあまりにもひそやかなふたりの愛。恋愛の痛みと恍惚を透明感漂う文章で描いた珠玉の二篇 

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